Vol.22 うちの小犬は「早寝遅起き」!(24.9.8)
Vol.21 人もいろいろ、犬もいろいろ(24.7.23)
Vol.20 お腹を見るのが幸せ!?(24.7.8)
Vol.19 クローゼットの中にも3時間!?(24.6.2)
Vol.18 地球温暖化とルークの生活(24.5.8)
Vol.17 冬の風物詩(4)―ジキル博士とハイド氏?(24.2.18)
Vol.16 冬の風物詩(3)―カイカツですね~!?(24.1.4)
Vol.15 冬の風物詩(2)―イヌのサウナ?(23.12.28)
Vol.14 冬の風物詩(1)―イヌマチ慕情(23.12.21)
Vol.13 ボクはにおワン!(23.11.27)
Vol.12 わんわんトリコロール!(23.10.10)
Vol.11 違いの分かる男(23.9.21)
写真には2本の歯ブラシが写っています。
一方がルークの、もう一方がわたしの歯ブラシです。
右側のものは、真ん中が黒ずんでいて、何だかな~という感じですね。ペット用の歯ブラシだから、何だかな~、レベルでもまぁ良いんじゃない!?
いやいや、うちのセジャ(若君)がそんな、何だかな~、レベルのものをお使いになるわけがないでしょう。
右の歯ブラシの黒ずんだ部分は、豚の毛、周りの白い部分は、鹿の毛。そうです。自然素材で、二層構造という精密な造りとなっているのですね。お値段も高いです。
1本、1000円!
思わず、後退りしそうになる価格ですが、この歯ブラシを手に入れるまで、ルークの歯磨きは本当に大変でした。嫌がって、暴れて、挙句の果てには、歯ブラシをこっちが手に持った瞬間にすべてを察し、一目散にクレートに入って閉じこもり数十分は出てこない。そんな調子だったのです。
ところが、試しに・・・・いや、藁にも縋る思いで、この高級歯ブラシを飼ってみたところ、あら不思議。ルークが歯磨きを嫌がらなくなって驚きました。もって、「違いの分かる男」に認定。
ちなみに、もう一方がわたしの歯ブラシです。普段から健康に気を遣っているわたしですから、お値段はさらに高騰し、
1本、2000円!
なわけありません。これは出張先のホテルで部屋に置かれていた歯ブラシです。なので、
1本、0円!
いや、わたしも違いが分からないわけではないのですよ。念のために申し添えておきますが。しかしいろいろと事情が。。。。
Vol.10 三尺下がって師の影を〇〇〇!?(23.9.3)
「三尺下がって師の影を・・・・」とくれば、「踏まず」ですよね。
ウェブ検索をしてみると「弟子が師に従うときは、師を敬い礼を尽くせという教え。師に随行するときは、三尺(2.7mほど)離れて歩き、師の影を踏まないようにしなくてはいけない。もとは仏教の作法であり、師僧に従って歩くときの心得。本来は、「弟子七尺去って師の影を踏まず」という」といった説明が出てきます。
しかし、我が家では、〇〇〇に入るのは「踏まず」ではありません!
「作る」です。そして、「師の陰を」ではなく、「師に影を」となります。
写真を見てください。弟子(=わたし)が師(=ルーク)のために日陰を作ろうと頑張っている様子が窺われるのではないでしょうか?
そうです。真夏の太陽はギラギラと照りつけますから、真っ黒の毛皮でおおわれている、わが師(=ルーク)には大変な苦行となります。なので、道中で悟りを開いておられる(=ウ〇コやオシッコをしている)間は、弟子(=わたし)が身体を張って、影をお作りすることになります。
無論、弟子(=わたし)の背中も熱々ですが、師の悟り(=無事にウ〇コやオシッコをされたこと)の恩恵を少しでも受けられたと思えば、幸せな気持ちになります。もちろん、悟りを開かれた後の始末(=ウ〇コの処理やオシッコ跡への水かけ)も喜んでさせていただいております。
夏の間はこのようにして毎朝、悟りが開かれていきます。
今日も一日、良い日でありますように。合掌!
1年間365日、ほぼ毎日、何かの本を読んで暮らしています。2022年度のミステリー小説ベスト1(もちろん主観的なベスト1)は、
『見知らぬ人』 (創元推理文庫 M ク 28-1)
以下は、「BOOK」データベースからの紹介になります。
「これは伝説的作家の短編の見立て殺人なのか? ――イギリスの中等学校タルガース校の旧館は、かつてヴィクトリア朝時代の作家ホランドの邸宅だった。クレアは同校の教師をしながら、ホランドの研究をしている。ある日、クレアの同僚が自宅で殺害されてしまう。遺体のそばには“地獄はからだ”と書かれたメモが残されていたが、それはホランドの幻想怪奇短編「見知らぬ人」に繰り返し出てくるフレーズだった……。作中作が事件を解く鍵となる、2021年海外ミステリ最高の注目作! 英国推理作家協会(CWA)賞受賞作家が満を持して発表し、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長編賞受賞へと至った傑作!」
内容も面白かったけれど、自分的には、「:」や「 / 」の使い方が文章表現的な意味で斬新に感じられました。SNS時代の文学作品だなぁ・・・・と。